地域のミューズを発掘するメディア
これまでの歩み
大学卒業後、親から公務員になるよう勧められていたこともあり、沖縄県庁の非常勤職員となりました。配属された農林水産部では、県議会に提出する資料の骨子作成を担当。業務はテンプレートに沿って進めるルーティン作業が多く、あまりおもしろさは感じられませんでしたが、Excelやマクロを活用した作業の効率化にはやりがいを感じていました。1年後に、同部署内で技術職に近い嘱託員として働く機会を得ますが、関係者との飲食の付き合いが多く、自分には合わないと感じるようになりました。
公務員は向いていないと思い、元々法律に興味があって法学部を出ていたことから、司法書士事務所へ転職しました。相続や遺言などの案件に携わる中で、人間関係のもつれに向き合い精神的に負担を感じることもありました。一方で、ここでも業務効率化に取り組み、プログラミングのおもしろさを実感。社内エンジニアができたらと考えましたが、業務の忙しさもあり実現は難しく、次の挑戦を考えるようになりました。
2021年には長野県の山中で開催された「人間学を学ぶ7日間の合宿セミナー」に参加。自分自身と向き合う中で、今ある環境への感謝の気持ちが芽生え、「もう少しこの場所でやってみよう」と思い直しました。
合宿セミナーから1年が経ち、「やはりこのままでは満足できない」という気持ちに気付き、6年半勤めた司法書士事務所を退職。エンジニア職への転職を目指して活動しましたが、未経験という壁もあって思うようにいかず、フリーランスとしてホームページ制作の仕事をしていました。
エンジニアへの転職を諦めかけていた頃、SNSでアプレンティスというプログラムを知り、応募しました。1期生として半年間、Webアプリケーション開発のスキルを学び、ホライズンテクノロジーに入社。
マッチング先の企業はいくつかありましたが、ただ開発するだけでなく、クライアントと直接向き合い、要件定義など上流工程から関われる点に魅力を感じました。今後エンジニアの仕事もAIに置き換えられていくのではないかと感じていたこともあり、市場価値を考えると「絶対にここだ」と思いました。
玉城優斗さんの未来地図
01
テクノロジーを活用した自社サービスの開発や、クライアント企業の新規事業立ち上げ支援に携わっています。案件の多くは直接依頼をいただき、企画や要件定義から開発・リリースまで一貫して関わります。
現在はクラウドファンディング関連プロジェクトを推進しています。価値の最大化を意識しながら、既存サービスの改善や機能追加といったニーズに対して、必要なステップやスケジュール、費用感、システム化の可否などを整理しながら提案しています。2026年からはマネージャーも任されるようになりました。
マネージャーとして意識しているのは、コミュニケーションです。前職でサブマネージャーを務めた際、自分の正しさを押し付け、メンバーを傷つけてしまったことがありました。その経験があったからこそ、メンバーと意見を交わす際には否定から入らず、「まず受け止める」姿勢を意識し、「なぜそう考えたのか」を聞くようにしています。
02
エンジニアに興味を持ったのは、社会人になってからです。学生時代は理系が好きでしたが、エンジニアという職業があることすら知らず、プログラミングに対してもハッキングなどの不正に使われるものというイメージを持っていました。その印象が変わったのは、司法書士事務所で業務効率化に取り組んだときです。通常5〜10分かかる作業を1分程度に短縮できた経験から、プログラミングのおもしろさを実感。独学でサイト制作の勉強を進める中で、このままでは実務レベルの開発はできないと限界を感じ、転職活動もうまくいかない中で出会ったのがアプレンティスでした。ここで必要なスキルを習得し、ホライズンテクノロジーへ入社。未経験からエンジニアとしての一歩を踏み出しました。
仕事の原動力は、とてもシンプルで「楽しいかどうか」です。さまざまなクライアントと関わり、フェーズごとにやることが変わる今の環境は飽きることがありません。知らない世界を知り、形にしていくプロセスに楽しさを感じています。クライアントに満足いただけなかった場合でも、「次はどうするか」と試行錯誤できるのでそれもおもしろいと感じています。気になったことは経験してみないと気が済まない性格なので、これからも新しい世界に踏み込み続けたいと思っています。挑戦があるからこそ、生きていると実感できます。
03
入社して2年半が経ち、この仕事を通じてさまざまな立場の人がいることや、正解だと思ったことが必ずしも正解ではないと気付きました。以前は自分の考えをそのまま伝えてしまうこともありましたが、クライアントとのビジネスの場面でも、相手にぶつけるのではなく「気付いてもらう」ことの大切さを代表の大谷から学びました。
またAIとクライアントの橋渡しができる存在でありたいと思っています。AIは便利なツールですが、使い方次第でアウトプットは大きく変わります。クライアントの思い描くイメージを的確にくみ取り、形にすることで、「この人と仕事をしてよかった」と思っていただける存在になることが目標です。
加えて「自由にやる」というのが私の人生のテーマなので、会社に属しながらも裁量を持って動けるようになりたいと思っています。その実現に向けて経験を重ね、必要な知識を身に付けていきます。いずれは自分の判断で仕事を進め、周囲にも仕事を託せるようになりたいです。
当社のミッションとも重なりますが、日本を強くしていきたいという思いもあります。子どもたちが安心して働ける未来をつくるために、自分にできることを果たしていきたいです。
玉城優斗さんに10のQuestions!
Q1
完璧でなければならないと思っていた時期に、「そのままでも良い。ありのままで良いんだよ。」と言ってもらえたことです。その言葉で等身大の自分を受け入れられた気がします。
Q2
かなり楽観的でポジティブだと思います。「楽しくてなんぼ」という価値観なので、ずっとふざけているように見えるかもしれません。それが長所でもあり短所でもあります。私の性格に助けられていると言ってくださる方もいれば、危機感が薄いのではと受け取られることもあります。
Q3
Mr.Children・桜井和寿さんの「歌詞の捉え方に正解はなく、聞いた人がそう感じたならそれが正解」という言葉に感銘を受けました。人の感性を尊重する姿に、「こう感じてほしい」と押し付けることはエゴだと気付いたんです。マネージャーとして、人それぞれの感性を大切にしていきたいです。
Q4
「勇往邁進」。自分はチャレンジャーだと思っています。ただ、挑戦には一歩踏み出す勇気が必要なので、この言葉を大切にしています。
Q5
生きることそのものです。意図せず、誰もが日々挑戦していると思っていて、進学や就職、結婚や子育ても、すべてが挑戦だと考えています。何か物足りないと感じたときは、新しいことを始めるようにしています。
Q6
自分の考えが正しいと思い込んでいた時期があり、それが結果的に周囲を傷つけていたことに気付いたときは大変ショックで自信を失いました。しかしそんな自分を受け入れ、またゼロから関係を築こうとしてくれた人たちがいたおかげで、立ち直ることができました。
Q7
大きなものではなく、日常から少し離れた体験の一つひとつが夢だと思っています。例えば私がやってみたいことである、スカイダイビングやバイクでのサーキット走行、飛行機の操縦、日本一周などもその一つです。行動に移せるものが「夢」であり、行動が伴わなければ「願い」だと捉えています。
Q8
「自由を求めて」。自由には大きな代償が伴うと感じていて、それに比例する責任や、世間からのバッシングもあると思います。それでも、その先にある景色を見てみたい。そのために頑張って生きているような気がします。
Q9
誰かの何かの役に立てたらと思っています。間接的でも小さなことでもいいので、自分にできることを最大限に発揮することが、自分の使命だと思っています。
Q10
高校時代に部活へ本気で取り組んだことや、30代で人間学のセミナーに参加したこと、フリーランスを経験し、エンジニア転職に向けて本気で努力したことは、どれも良かったと感じています。大変なこともありましたが後悔はなく、これからも「あの時やっておけば」と思わないように生きていきたいです。
※本記事の情報は、掲載日もしくは更新日時点のものです。(更新日: 2026年06月01日)
Profile
プロフィール
玉城優斗/YutoTamashiro
ホライズンテクノロジー株式会社 マネージャー
1991年生まれ、沖縄県出身。大学卒業後、沖縄県庁での非常勤職員・嘱託員として勤務した後、司法書士事務所へ転職。業務効率化をきっかけにプログラミングに興味を持ち、エンジニアを志す。Web制作のフリーランスとして活動しながら独学を重ねる中で、未経験からの転職や仕事の幅に難しさを感じ、若手エンジニア育成・マッチングサービス「APPRENTICE(アプレンティス)」に参加。半年間でWebアプリケーション開発の実践的スキルを習得し、ホライズンテクノロジー株式会社に入社。現在はテクノロジーを活用した自社サービスの開発や、クライアント企業の新規事業立ち上げ支援に携わり、マネージャーとしてチームマネジメントにも従事している。
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