毎月決まってやって来る生理ウィーク。女性は生涯で約40年間、合算するとなんと約6年9ヶ月以上も生理と付き合うことになるというから驚きです。私たちのサニタリーライフをより快適に過ごすために、今からでも遅くない!話題の「吸水型サニタリーショーツ」を試してみたのでレポートします。

近年世界的に盛り上がりを見せるフェムテック(Female-Technology)でも、特にこれから日本国内における市場拡大の可能性を感じる吸水ショーツ。数ある商品の中から私の人生初体験に選んだのは、日本発の吸水型ショーツ専門ブランド「Period.(ピリオド)」です。

Period.とは?

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代表の寺尾彩加さんは、NYにある吸水型ショーツブランド「Thinx」に出会い、その画期的な商品に衝撃を受け、「是非日本の友人たちにもこの快適さを体感してほしい!多くの人にシェアしたい!」と思い立ってPeriod.の誕生に至ったそうです。

諸外国に比べて日本での選択肢はまだ多くはありませんが、紙ナプキンやタンポン以外の生理用品が出てきたり、低容量ピルがオンラインで購入できたり、月経を止められるIUD(避妊リング)などが登場しています。

「生理のある全ての人に新しい選択肢と快適な体験を提供すること」を目標に掲げ、Period.を通して「生理について考える」「サニタリーライフを見直す」というアクションを起こすきっかけが創出できたら、既存の概念を払拭して自分に合うものを見つけられたら、という想いで生まれました。

ライフスタイルに合わせて選べる豊富なデザイン

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シンプルで履き心地の良さを追求したPeriod.のショーツは現在7種類のデザインを展開しています。デイリーユースからスポーツシーンまで、それぞれのライフスタイルやニーズに合わせた豊富なデザインから選べるのも魅力です。オフィシャルサイトでは自分に合ったタイプを提案してくれる診断サービスを行っているので、吸水ショーツを初めて試す人におすすめです。

Period.診断

1.シースルーが特徴のエレガントなスタイルの「Classic」

2.おへそが隠れるスタイリッシュなデザインの「High Waist」

3.お尻をフルカバーする「Boxer」

4.スポーツシーンに対応できる「Sports」

5.腰回りのレースが特徴の「Hiphugger」

6.究極の履き心地を追求した「Sport0」

7.これに加えて、Women’s Healthとのコラボで商品化した限定カラー「Sports0 mood」

現行品は全て黒でしたが、今後はカラー商品も展開していく予定だそう。

使用タイミングは?

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女性の経血量は1日平均15ml程度とされていますが、今回私が試したボクサーパンツ型のショーツ「Boxer」は、最大30mlまで吸水可能!個人差はあると思いますが、経血の多い1、2日目はショーツの上にナプキンを敷いて併用すれば、より安心感を得られます。

生理期間中はもちろん、生理の始まりそうなタイミングや終わりかけの、ナプキンをつけるかどうか迷う時期や、おりもの対策としても使用できます。

履き心地は?

ヒップやクロッチ(股布)部分をmm単位で調整し、日本人の体形に合わせたフィット感にこだわっているため、通常のパンツの履き心地はそのままに、お尻もお腹もすっぽりカバーされて安心・快適な着用感です。

構造は?

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独自の多層構造で、吸水性や防水性を備えた布を何層にも重ねて1枚のパンツにしているので、ナプキンを装着しなくても外に漏れ出さない仕組みになっています。表面には肌触りのよい生地を用いて、濡れても蒸れにくい工夫を凝らしています。

内側の層には吸収体、その上には水分の移行をスムーズにし、肌と吸収体の間に空間を作るメッシュ層と、その下には防水布を挟んで漏れを防ぎます。抗菌防臭生地により、ニオイの原因菌を抑制し、衛生面も安心です。吸水力と速乾性に優れていて、不快感や肌トラブルを軽減してくれます。

お手入れ簡単!洗濯機で洗える吸水型ショーツ

1.使用後、お風呂場で桶に水(お湯だと汚れが落ちにくいそう)を張ってショーツを浸けてすすぎ洗いします。生地が黒いのでどの程度吸水しているのか一見分からないのですが、見る見るうちに汚れが出て来ます。

2.洗濯機に入れて洗濯します。私はネットに入れています。製品の機能維持のため、柔軟剤や漂白剤は避けた方が良いそう。

3.洗濯後すぐに形を整えてから干します。今後は洗い替え用や普段使い用に買い足して、3枚くらいで使い回すのが良さそう。

ナプキン卒業!吸水型ショーツ、リピート決定!

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毎月ドラッグストアでナプキンを買って、何個もバッグに忍ばせて、トイレに行くたびに交換する。生理不順な場合はさらに辛い。生理の兆候があるとソワソワ。お気に入りのワンピースや、それを通り越して椅子やクッションに血が漏れてしまったらどうしよう。立ち上がるたびに不安になっていました。生理痛やPMSも相まってイライラ。でも1週間ばかりは仕方ないから我慢しよう、と言い聞かせていました。

Period.に出会って、これまで当たり前のように何年も続けていた不自由な習慣にハッとしました。ナプキンを変える手間も、ショーツの中の不快な蒸れ、かぶれもなくなって、ストレスから身も心も解放されたのです。あまりの快適さに生理中だということさえ忘れてしまいそう。

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また、Period.では昨年コロナ医療最前線の現場に吸水ショーツを届ける「吸収ショーツ寄付支援募金」に商品提供したという実績も。新型コロナウイルス感染症の最前線で働く医療従事者の方々は防護服の着用により今まで以上にお手洗いへ行く回数が制限されてしまい、生理中の不快や肌などへトラブル発生があると考え、今回の寄付に至ったそう。

女性や生理に限定して使用される商品ではなく、パンティーライナーの代わりでも、軽失禁用でも、人それぞれの使い方があって良いと考えています。

“自分を制限する壁は 自分の中にある当たり前を変えれば 世界も変わる”

というPeriod.のブランドメッセージは、まさにこのショーツを使って初めて実感できることでしょう。あなたの生理に対する既存の概念が、今日から変わるかも?

Period.

■Writer's Profile

渡辺由布子 Yuko Watanabe

17歳から読者モデルとして「Vivi」「JJ」「non-no」など多数女性誌に出演。MBSラジオパーソナリティとして出演。大学卒業後、化粧品会社勤務を経て、フリーランスに転身し、ヨガインストラクターを務める傍ら、トラベルライターとして世界中を飛び回る。過去渡航した国は40カ国以上。特にタイに精通し、渡航回数は20回以上。ハワイ留学経験有り。現在は拠点をロサンゼルスに移し、東京と行き来してデュアルライフを送る。

Life is a journey
Instagram:@watanabe_yuko
Twitter:@watanabe_yuko

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