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Wellness

他人ごとではない! プレ更年期について知っておくべきこと

今まで『更年期』と聞けば母親世代と思っていた私も、気づけば40半ばになり、更年期の手前の『プレ更年期世代』へと突入しました。仕事、子育て、介護をしながら更年期やプレ更年期と日々たたかっている方も多いはず。今回は私のプレ更年期との付き合い方をシェアしていきますね。

2022.03.07公開

プレ更年期とは?

プレ更年期とは、女性が閉経に至るまでの更年期に入る手前の状態をいいます。

・30代後半~40代半ばがプレ更年期
・45~55歳くらいまでが更年期
・50歳ごろが、閉経の平均年齢   
  
が一般的といわれており、この年齢は女性ホルモンの変化が心身にでやすい時期です。

閉経とは?

閉経とは、 「卵巣の活動性が次第に消失し、月経が永久に停止した状態」のことです。 日本人の平均閉経年齢は約50歳といわれていますが、個人差が大きいです。早い人では40歳台前半、遅い人では50歳台後半に閉経を迎えます。月経が停止して1年経過すると、その前の年に閉経したということになります。※1

よく耳にする更年期とは、一般的に女性の閉経の前後5年間と定義されていてます。※1
そして、この閉経に向けての心身の変化が生じはじめる30代後半~40代半ばがプレ更年期です。
また、50代半ばを過ぎると、ポスト更年期といって基本的に心身が落ち着きを取り戻すようなるともいわれています。

では、プレ更年期とはどのようなものなのでしょうか。

参考:※1 公益社団法人日本産科婦人科学会|更年期障害

プレ更年期のホルモンの変化とは

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女性はもともとたくさんの卵子の元を持っていますが、毎月の排卵で減っていきます。※2
年齢を重ねていくとさらに減少し、特にプレ更年期世代に入ると急速に減少。※2
また、卵胞の機能低下により女性ホルモンの分泌も減少していきます。

この女性ホルモンの分泌は、脳でコントロールされているため、卵巣の機能低下によって脳のコントロールがうまく行われなくなります。すると自律神経の働きが乱れて、プレ更年期や更年期のさまざまな症状を引き起こす一因となってしまうのです。

※2 一般社団法人日本生殖医学会|生殖医療Q&Aよくあるご質問

プレ更年期のサインとは

一般的にいわれているプレ更年期のサインは以下の通りです。

・月経周期が短くなる
・月経数自体が少なくなる
・月経量が減る
・月経量が極端に増え、貧血状態になる

私の場合は、さらにPMSによる頭痛や足のむくみ肩こりがひどくなってきたように感じます。
このような女性ホルモンのゆらぎのよる月経不順や心身の変化が起きてきたら、プレ更年期のサインかもしれません。

このようなプレ更年期に必要なこととは

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・適度な運動で代謝を上げ、心身のバランスを整える
・深呼吸をしてリラックスを心掛ける
・できる限り自分時間を作る
・自分らしくいられる気のおける友人と時間を過ごしリフレッシュする

など、自分時間を心掛け、肩の力を抜いて生活することが大切です。

プレ更年期のリフレッシュを助けるアイテム

・自分のすきなアロマやお香
・デリケートゾーンケア商品
・サプリや漢方

場合によっては、医師の診断が必要なこともあるでしょうが、まずはこのようなアイテムでリフレッシュを心掛けることも大切です。
また、自分の生きてきた今までのライフスタイルも大きく崩さないことも大事です。

プレ更年期の自分との向き合い方

子宮腺筋症の治療が終わり、ホルモン剤の服用がなくなった今、生理がまた始まり、まさにプレ更年期真っ盛りの40半ばのわたし。
もともと構えるタイプではないので、このプレ更年期も自然の流れに身を任せていこうと思っていますが、今自分が心掛けていることが3つあります。

生理周期を把握

出産を終えた女性は子どもに時間をかけてしまうことが多いため、『先月の生理っていつきたかしら?』なんてこともしばしば。
自分の生理周期を知っておくことは、自分のホルモンバランスの状態を知ることになるので、より自分の感情をコントロールしやすくなります。
まさに『自分を知る』ことへつながります。

散歩でしあわせホルモンを活性化

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愛犬がいることもありますが、欠かさず毎朝40分程の散歩をしています。
散歩は体をあたため、脳をすっきりと目覚めさせるしあわせホルモンといわれているセロトニンを活性化します。激しい運動が苦手なプレ更年期世代にも取り入れやすい有酸素運動。

また時間に余裕があるときは、お気に入りのヨガスタジオでマインドフルネスヨガのレッスンを受け、心身のこわばりをほぐし心のリセットをしています。

バスタイムは温活タイム

身体の冷えの症状もでてくるプレ更年期世代。
特に手足などの末端冷え性が気になってきましたので、全身が温まるお風呂時間は私にとって温活タイム。

自分の好きな香りの入浴剤やバスオイルやバスソルトに湯船入れて、好きな音楽を聞きながら過ごしています。
この私時間があることによって、副交感神経が高まり、リラックスすることによりスムーズな睡眠へと導くことができます。

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ひとそれぞれ顔かたちが違うように、ホルモンバランスもさまざま。
自分と似たような体質の母親や親せきに『40代の心身の状態どうだった?』と聞くことは参考になり、こころのお守りにはなります。

そして、プレ更年期とは、アンチエイジングということばばかりに捉われることなく、今の自分にとって心地のいい年の重ね方を考えていく時期であると思います。
それができるのが、私たちプレ更年期世代の女性なのです。

今日もみなさまにとって素晴らしい一日となりますように。

■Writer's Profile

ochapichan(オチャッピチャン)

元読者モデル/色彩検定3級/化粧品会社社内技術検定2級/ナチュラルビューティースタイリスト/ペットシッターアドバイザー&ホテルソムリエ/アラフォーママ/美容を中心にライフスタイル、食事、保護犬などの記事を執筆しているライターです。

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