Wellness
待ち時間なし!オンライン診察で低用量ピルが処方される新サービス「mederi Pill」
生理痛やPMS(月経前症候群)の緩和をはじめ、生理不順や肌荒れ改善などホルモンバランスを整える効果が期待されている低用量ピル。卵巣がんや子宮体がん、大腸がんのリスク低下や子宮内膜症の予防にも推奨されていることから、近年は将来の病気や健康を考えて低用量ピルを始める女性が増えているようです。興味はあるけどチャレンジする機会がないという方も多い低用量ピルについて、この記事ではオンライン上で医師の診察を受け処方してもらう新サービス「mederi Pill(メデリピル)」をご紹介します。
2022.03.15公開
日本では避妊のイメージが先行されますが、アメリカでは約1,200万人、イギリスでは生殖年齢の約1/3の女性が低用量ピルを内服しているといわれ、欧米では「低用量ピル=日常的なホルモンバランスのケア」として知られています。
低用量ピルを服用するメリットについて、mederi Pill(メデリピル)によるインタビューや資料からあらためてチェックしてみました。
下腹部の痛みや腰痛、頭痛、めまい、吐き気、貧血など、個人差がある生理痛。人によって日常生活に支障をきたすような月経困難症と呼ばれる病気の可能性もあります。こうした症状は、低用量ピルの服用による緩和が期待できます。
生理が始まる3〜10日前に現れやすいイライラや不安、憂うつ、緊張といった情緒不安定な心の状態をPMS(月経前症候群)、さらに症状が悪化した状態をPMDD(月経前深井気分障害)と呼びますが、こうした心のメンタルをやわらげてくれる効果も低用量ピルは期待できます。
低用量ピルの服用は、生理周期をコントロールしたい時にもおすすめ。例えば仕事で大事な商談がある時、プライベートで旅行を予定している時など、生理痛に悩まされることなく大切な日を過ごせます。また、トイレに行く回数も減るので仕事や勉強にも集中しやすくなります。
ホルモンバランスが崩れて生理不順になると、肌荒れや経血量の増加・減少、無排卵など身体の健康に影響を与える可能性があります。低用量ピルで排卵を抑制することが生理周期を整えることにつながるという実証も報告されています。
継続的な低用量ピルの服用は、安全性の高い卵巣のケアとして知られています。子宮内膜症の予防や子宮体がん、卵巣がんの発症リスク低下はもちろん、不妊のリスク軽減にもつながります。
生活習慣や遺伝、身体の状態によって異なりますが、一般的にピルを服用できるのは初経から閉経まで。ただし40歳以上になると血栓症のリスクが高くなるためピルを服用できない場合があります。
まだ子どもは産まない、でも子宮まわりの健康は早いうちから考えたいという女性におすすめとされることから、最近では20代の若い女性が興味を持つことも多いそうです。
今回ご紹介するmederi Pillは、オンライン上で医師の診察を受けて低用量ピルを処方してもらうサービス。1ヶ月のお試し期間など、初めての方にもうれしいサービスが充実しています。実際にどのような流れで処方されるのか、具体的なサービスの内容をご紹介します。
mederi Pillは予約から診察までLINEで完結できることが最大の特徴。公式LINEのアカウントから、好きな日にちと時間を選択して診療の予約ができます。診察前の問診もオンライン内で回答していくだけとかんたんです。
mederi Pillは、提携しているクリニックの産婦人科医が診療した上で身体の状態に合わせた低用量ピルが処方されます。診療時間は5〜10分ほど、何度でも無料で再診できます。
主に問診の確認や処方条件、ピルの飲み方、リスクついて医師から説明されますが、ピルを処方中の不安やトラブルなど、気になることがあればオンライン上で質問・相談ができます。
iPhoneなら「Face Time」、Androidなら「Google Duo」を使ったビデオ通話と、医師の顔を見ながら診察を受けられるのもポイントです。
mederi Pillは、産婦人科で取り扱われている国内認証の低用量ピル5種、超低用量4種の計9種から医師の診療を通して処方され、1日1回1錠を毎日同じ時間に飲むのが基本。
ピルや女性の身体に関する知識カードが同梱され、正しい知識を少しずつ増やしながら自分の身体と向き合います。診療後は最短当日に発送されて自宅のポストに届くので、受け取りも不要です。
人によって1ヶ月目から効果があるという方もいますが、低用量ピルの効果が現れ始めるのは服用開始から2〜3ヶ月目といわれています。初めての人も安心してトライできるよう、mederi Pillの初回1ヶ月はピル代と診察代が無料になります。(※送料550円(税込)がかかります)
生理周期に合わせた28日周期で配送する定期便で、公式LINEアカウントからお届け日やプラン変更もOK。解約手数料も掛からないので、子どもがほしいと思ったら休止、出産後は医師との診療を経て再開など自由度が高いのも特徴です。
実際にmederi Pillを服用しているユーザーたちのリアルな声もまとめてみました。以下はアンケート調査のご回答になります。
アンケート調査によるユーザーのリアルな声
「本当に大丈夫?」「効果あるの?」という疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、この回答を見ればユーザーたちが安心して低用量ピルを使用し、低用量ピルを使用したことで、生理前後の憂鬱から解消されているということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
低用量ピルの服用は、ご紹介した内容以外にも1日あたりの経血量や生理の日数が減る方もいます。旅行やイベント、大事な試合、学校の受験日など、プライベートはもちろん、仕事や勉強の効率アップ、そして生活の質そのものを上げていく意味でも注目されています。
月経をコントロールしてイライラや不安を解放することが自分の身体を守る選択肢のひとつ。心と身体に向き合うきっかけとして、取り入れてみてはいかがでしょうか。
取材協力:mederi
ライフスタイルライター|日本化粧品検定1級|TCカラーセラピスト|旅、美容、グルメ、おしゃれ、働くアラフォーの心に響いたリアルライフを執筆
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