みなさまは映画をよく見られますか?今は、昔とは違って映画館やレンタルショップに行かなくても、自宅で手軽に映画を見ることができるようになりましたね。私自身、子どもの頃から映画が大好きで、あらゆるジャンルのものをたくさん見てきました。幼い私に未知の世界を教えてくれ、世界観を広げてくれた数々の映画たち。

今度は私が娘に映画のすばらしさを伝えたく、毎週の土曜の夜を、『私と娘の映画の時間』と決めて親子で感性を豊かにするための時間をつくっています。 10代の子どもと見る映画作品を選ぶ時のコツは、私があらかじめリサーチして、娘のライフスタイルにマッチしそうな作品を選ぶようにすること。そしてなるべく真実に基づいて作られた作品、更にはハッピーエンドで締めくくられているものを選ぶようにしています。

そこで今回は、私が10代の娘と見て、親子でエンパワメントされた映画をシェアしますね。

友達との関係が難しくなってきた時におすすめ!『ワンダー 君は太陽』

生まれつきの難病により顔が歪んでしまっている主人公の少年。今までは、母親と自宅学習をしていましたが、学校へ通うことになります。この学校での生活にたくさんの問題(いじめや差別など)を織り交ぜつつ、学校生活の楽しさをリアルに描いています。

また、両親に迷惑をかけまいと友人関係の悩みを一人で抱えている主人公の姉や姉の友人など、主人公以外のいろいろな側面からも物語が語られていきます。 自分はこう思っているけど、相手はそう思っていなかったという風に自分だけでなく、相手の考えや出来事を読み解くことができる映画なので友人関係に悩んでいる子どもにピッタリの作品です。

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障害があったとしても、先生たちが平等に愛を持って受け入れる姿勢っていいよね

進路に悩み、やりたいことがわからなくなってしまった時に。『インターンシップ』

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巧みなセールストークで多くの顧客に時計を売っていた二人が突然失業に。そこで二人は、Googleの研修生として正社員の座を勝ち取るために仮入社。大学生ばかりの研修生のなかで大人の2人の男性はかなり目立つ存在となりますが、そんなのお構いなし。自分らしく明るく挑戦していく姿には、『こういう大人になりたいな』と思わずにはいられません。

また、大学生から学ぶこと、この二人の大人から学ぶことが非常にはっきりとわかれていて、学生と社会人の化学反応も非常におもしろいところです。そして、生きていく上でとても大切なことは、人間性なのだなと改めて感じる作品でした。 

この映画を見た娘はGoogleの福利厚生(映画上のなかの)のすばらしさや企業のなかでの仕事の楽しみ方、社内の人間関係の模様など、たくさんの刺激を受けていました。大人の男性のサクセスストーリーとなりますが、親子でも十分に楽しめるポジティブハッピーな映画でした。 

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大人の年齢で大学やインターンに入ることはとても勇気のいること。でもその勇気をもって行動にうつすことによって夢をつかむ可能性が広がる。

どんなにしんどい環境でも変われると信じて前を向いて進んでいく『しあわせの隠れ場所』

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母親は薬物依存症、父親は行方不明という過酷な環境の青年。ある日、行く当てもなく夜道を歩いていると、一台の車が。この車に乗っている家族との出会いでこの青年の人生が変わり始めます。富裕層の家庭に運よく出会えたから、幸せになれたとも捉えがちの作品ですが、もし自分がこの家族だったとしたら、はたして同じ行動はとれるでしょうか…また、この家族の夫婦関係が実に素晴らしく、連携がとれていて、お互いをポジティブに理解していています。私自身が学ぶべきところだと感じました。

まず困っている人がいたら手を差し伸べる。一般的に考えると、なかなか知らない人を自宅に泊めることは難しいけれども、この母親は自分なりの安全性を考えつつ、この見知らぬ青年を自宅に泊めるのです。またこの家族の全員が非常に愛情深く、「こういう家庭っていいな」と素直に思えます。またこの青年を自然なかたちで家族として受け入れ、家族みなが青年を中心にまわっている関係性もほっこりします。

実話を元に作られている作品のため、ストーリーに説得力もありましら。ぜひ親子で見て頂きたい映画です。

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心の優しいお金持ちの家にたまたま出会えたラッキーボーイっていうよりも、この青年の人間性や努力、生まれ持った大切なものを守り抜く保護愛に、周りの人が吸い寄せられるのだね…

目標を作り、それに向けて努力していく素晴らしさ。歴史を知るきっかけにも『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

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いつも誰かが誰かと揉めている…いつも先生が生徒に注意をしている…いわゆる落ちこぼれクラス。そのクラスの生徒達は、漠然と将来のやりたいことがあっても、直近の目標がないため、今何をすればいいのかわからない10代の若者たち。

そんなクラスに先生はテーマを決めて発表するコンクールに参加するよう呼びかけます。「アウシュビッツ」という難解なテーマに、最初は「そんなことは、私達にはできない」とあきらめていた生徒達も、先生の熱意に「ちょっとやってみようかな」と動かされます。

学びをすすめていくうちに、当時の悲惨な写真や、記事を見てショックを受ける彼ら。このあたりから子どもたちのスイッチがはいったような気がしました。今までパソコンで好きな映画ばかりを見ていた彼らが、自ら当時の記事を探して読み返したり、またそれを学校で友人と話したり、そして実体験をされた人からリアルな話を聞くことで、より命の重みを知る…

明確な目標をたて、環境変え、意識が変わり、めきめきと成長する彼ら。そして一緒に頑張れる仲間を持つ喜び。「真実が知りたい」ここから彼ら達の本気が始まり、心の成長を感じることができます。子どもだけではなく大人の私達も、心の成長ができる作品かと思います。

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落ちこぼれてしまっても、子どもは心のどこかで勉強したいと思っている。それをこの先生は理解していて、学びは取り戻せることを教えてくれる。自分を信じることの大切さを学べる

仕事の意義を感じて自分の将来の夢を広げよう『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

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フランス料理の総支配人の主人公が経営者とのトラブルにより、大人気レストランを辞めることに。そんなシェフをいつも心配そうに見ている離婚した元妻。離婚後、元妻と一緒に暮らしている息子はパパが大好き。パパと市場にいるときは一人前になったような、パパに認められたような誇らしげな気持ちになっています。元妻のアシストのおかげもあり、この主人公はフードトラックでキューバ風サンドウィッチの販売を始めることに。

これが本当に美味しそうなんです。お肉とチーズ、そしてたっぷりのバター!長期休みの息子と、辞めたレストランの同僚と一緒にこのサンドウィッチを作り、販売をしながらトラクターであちこち回ります。

トラクターでの2人は親と子というより、シェフと見習いのような雰囲気になっていて、ここでの生活がパパを求めていた息子と、大切なものを見失った主人公にとってお互いをリスペクトできる素晴らしい体験となります。またこの離婚した元夫婦の適度な距離感や、子どもを通してお互いを思いやり、お互いにしかわからないいい関係性も見どころのひとつです。

道中のバスでのサンドウィッチ作り、販売、SNSでの営業、3人の連携プレーは、見ていて最高に気持ちのいいもの。愛に溢れて、号泣間違いなしのラストシーンも必見です。

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早く仕事してみたい。私がしたことでみんなが笑顔になって、それを近くで見たいな。

今回は、私自身が10代の娘とお互いに『見て良かった!心が動いた作品』を5作品を紹介しました。まだまだ私達が発掘できていない、みんなの心をエンパワメントする作品が世にはたくさんあると思います。おうち時間が多いこの時に、みなさまがひとつでも多く、心を震わせるようなものに出会えることを願います。

今日もみなさまにとって素晴らしい一日となりますように。

■Writer's Profile

ochapichan(オチャッピチャン)

元読者モデル/色彩検定3級/化粧品会社社内技術検定2級/ナチュラルビューティースタイリスト/ペットシッターアドバイザー&ホテルソムリエ/アラフォーママ/美容を中心にライフスタイル、食事、保護犬などの記事を執筆しているライターです。

Instagram:@ochapichan
note:@ochapichan

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