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Clubhouseに熱狂する人急増!丸1ヶ月使って見えてきたこと。

巷で話題の「Clubhouse」、皆さんはどのように使っていますか?上手に使えていますか?
一時の過熱感は落ち着いてしまったものの、新たなSNSの形として生活に定着したような気がします。

2021.04.13公開

そもそもClubhouseとは?

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「世界中の人が気軽に話し合える場所を提供する」をコンセプトに、友人や見知らぬ人とラジオのような会話を楽しんだり[15]、気軽に飛び入りで参加したりができるサービスとなっている[16]。アプリには、多様なトピックに関する会話、トークショー、音楽、ネットワーキング、デート、パフォーマンス、政治的な議論など、様々なクラブやバーチャルルームが用意されている(ウィキペディアより)

米国では2020年4月よりテック業界で次世代SNS候補として話題になっていたようですが、日本ではなぜか今年に入って突然バズりました。その経緯を自分なりに辿ってみました。

2021

  • 1月23日:日本でβ版の運用が開始。
  • 1月25日:著名インフルエンサーたちがこぞって使い始め、Twitterなどで「Clubhouse」というワードを見かけるようになる。
  • 1月30日:Facebookを開いたら、タイムラインが取り憑かれたように「Clubhouseはじめました。」の投稿で埋め尽くされる。
  • 1月31日:私も負けじと、なんとか友人から招待枠を譲ってもらい、ようやく開設。
  • 2月第1週:連日のようにワイドショーで「Clubhouseとはなんぞや」が放送される。
  • 2月第1-2週:タレントや会社経営者など有名人が続々と参入し、フォロワー獲得合戦が始まる。
  • 2月第4週:Clubhouseで話した内容が週刊誌に掲載されるなど、リスクが高いと判断した芸能人が続々と離脱。
  • 現在:ハマって使い続けている人、すっかり飽きてしまった人とがはっきりと二極化。登壇する顔ぶれも固定されてきた。

という感じで、1月末に仲間入りして以来、私は今もほぼ毎日Clubhouseを利用しています。

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もともと高校時代から受験勉強のお供にラジオを聴き始め、その後も暇さえあればテレビの代わりにラジオを流し、J-WAVEの公開ライブを観に行ったり、クリスペプラーさんやクリス智子さんの声に惚れ込んで番組に投書してみたり、終いには、好きが高じてTBS/MBS(毎日放送)ラジオ番組のパーソナリティーを5年間務めることになったり…!私の人生において、欠くことのできない存在でもあります。

きっと私のように、根っからのラジオっ子やヘビーリスナーにとっては、ラジオ感覚でお気に入りの番組が一つ増えたような気持ちで、Clubhouseの登場を重宝しているのではないかと思います。スピーカーとして話したいというよりは、リスナーとして聴いていたいという思いが強いです。

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そんな私のスピーカー初体験は、NY/シアトル/カリフォルニア/福島など、世界中にいる「わたなべゆうこ」さん(現在24名、当たり前だけど全員のアイコンがYuko Watanabe)が集結して語り合うという、斬新でカオスな企画でした。

いつの間にかFacebook上で同姓同名コミュニティが発足されて、リーダー的な「わたなべゆうこ」さんの声がけによって、今回Clubhouseの「第一回わたなべゆうこの会」が実現しました。誰一人として実際にお会いしたことはなく、共通の友人もなく、「LAのゆうこさんはどうですか?」「ヨガのゆうこさんは?」といった感じで、ゆうこさんがゆうこさんを呼び合い、ゆうこさんに向けて自己紹介するという、不思議で滑稽な1時間。こんな使い方もあり?いや、もはや何でもありなんだと思います(笑)

Clubhouseをひたすら丸1ヶ月使い続けてみて、見えてきたことを自分なりに考察してみました。

  • 1人あたり2枠しかない貴重な招待枠を以って登録できるという特別感、優越感。
  • 移動時やPC作業時にBGM感覚で聴き流せる。
  • 聴き流しながら裏で別の操作ができる。
  • (→目の可処分時間は限られているが耳の可処分時間は起きている時間全てだ、と分析してる人がいた!たしかに!)
  • 芸能人や有名人の参入により、憧れの人を身近に感じられる。あわよくば会話できるかも?
  • こんな有益な情報を無料で聴いていいの!?というその道の専門家によるセミナー的なroomもあり!
  • 自分の興味や好き嫌いが可視化される。
  • モデレーター?キュレーター?がかなり重要。進行役がいないと聴くに耐え難い、単なる他人の雑談になってしまうことがある。
  • 話し上手、聞き上手のバランスも重要。
  • アウトプットしたい人、インプットしたい人、ネットワーキングしたい人の大きく分類すると3パターン。
  • 声のトーンや話し方ひとつでその人のキャラクターさえ想像できる。(不快な登場人物がいると退出したくなる。)

これからは音声コンテンツの時代か?まだまだ可能性を感じる音声型SNS、clubhouse!

■Writer's Profile

渡辺由布子 Yuko Watanabe

17歳から読者モデルとして「Vivi」「JJ」「non-no」など多数女性誌に出演。MBSラジオパーソナリティとして出演。大学卒業後、化粧品会社勤務を経て、フリーランスに転身し、ヨガインストラクターを務める傍ら、トラベルライターとして世界中を飛び回る。過去渡航した国は40カ国以上。特にタイに精通し、渡航回数は20回以上。ハワイ留学経験有り。現在は拠点をロサンゼルスに移し、東京と行き来してデュアルライフを送る。

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