Wellness
【ラウラミーカ】/本質的な悦びをや癒しを感じる、「養生」としての肌着を
なぜ、私たちは「からだにいいもの」を使いたいと思うのでしょうか。
健康になりたいからでしょうか?
美しくなりたいでしょうか?
どれも、正解かもしれません。
しかしその奥に潜むリレーションシップ(関連性やつながり)に、目を向けることこそが本質的なウェルネスにつながるのではないでしょうか。
2024.05.22公開
直接肌に身につけるランジェリー。
実はその昔、染めたものを身につけることで外側から体を守るだけでなく、体の内側をととのえるお役目もありました。いわゆる“服薬”です。
それだけ、肌に直接触れるものは大切であり、自分の体に影響を与えるものです。
本質的なウェルネスを目指す人に送る、「My Muse Selection」。
第二回目は薔薇染めのインナーウェア『LAURA MICA』(ラウラミーカ)です。
ただ可愛いだけじゃない、
心も体も自然にととのうランジェリー選びをしてみませんか?
ラウラミーカは、「努力と思考を手放そう」 をブランドコンセプトに、「肌」と「直感」の2つを大切なツールとしながら、自分で自分を100%愛せる力を引き出すためのプロダクト作り、オラクルセッション、アート活動をしています。
日本の女性の皆さんが、ご自身の輝きに目覚め、 美しく華やぐお手伝いをしたいと思っています。
人生においていくつかの伏線はあるのですが、直接的なきっかけは3.11の東日本大震災でした。 自分の奥深くに眠るスイッチが押されたような感覚があり、「この国を救わなければ」という思いに突き動かされました。
「どうすれば日本を救うことができるのか」。
自分なりに考えたり、書物を読んだり、さまざまな人と 対話する中で、「日本の女性の子宮をヒーリングするのが一番の近道だ」 と思うようになりました。
子宮のヒーリングとして、いちばん楽でときめいて幸せな方法は、美しいランジェリーを身につけることだと感じ、それならば世界でいちばんのランジェリーを作ろう!と思いました。
ランジェリーを作ろうと思った時思い浮かんだ素材は、シルク一択でした。 私の体験から、シルクはヒーリング作用、そして毒素排出作用に優れていると感じていたからです。
子宮には怒りや悲しみが蓄積されているとききます。
私自身、2番目の赤ちゃんを死産してしまったあと、その感覚がありました。
体にも影響が出て、低体温になってしまい、疲れやすく、気力もわかない日々が続いていた時、友人から「絹養生」という方法を教えてもらったんです。
好転反応は少々きつかったのですが、始めてみたらとても心地よく、高熱が続いたり蕁麻疹が出ても、体の奥に不思議な爽快感がありました。
半年間続けた結果、基礎体温は0.8度上がりました。
これが絹の力を実感した瞬間でした。
薔薇シルクの下着はひとことで表現するならば、ヒーリングランジェリーです。
薔薇シルクは、桑の葉シルクを奥出雲産無農薬の薔薇で染めた布。
生産工程のすべてをサステナブルに、ヘルシーなものにしたいという思いから、染めはボタニカルダイにこだわりました。
草木染めをベースとし、地球や人体に害を与えない染色工程を持ちながら、豊かな色表現 が可能なハイブリッド技術です。素材、デザイン、生産工程すべてに、ヒーリングとアウェイクニングの要素を盛り込み、無理のないタイムスケジュールを組んで、一つひとつ手作業でお作りしています。
鼠径部を締め付けず体に緊張を与えることのないデザイン、また薔薇の花びらのようなデ ザインで、視覚からくるときめきを誘うことで身につける方の子宮のヒーリングをし、女性 性を輝かせるエネルギーをお届けできるよう意図してお作りしています。
ラウラミーカを始めた私自身がアパレルの経験もなく、まわりに知人もいなく、資金も実績も人脈も何もないところから始めたということがまず大変でした。
どうしたらいいかわからない。でも頭の中に完成図はある。
「日本をよい国にしたい」という想いが湧いてきて止まらない。
それゆえ、突き動かされるようにいろんな方に想いを伝え、ミラクルにミラクルが重なり、今に至るのですが、ミラクルがやってくる度に大きな課題もやって来るので、一つひとつ必死にクリアしていった感があります。でも、苦労とも思わずただただ目の前のことに一生懸命になって進んできたというのが正直なところです。苦労よりも喜びの方が大きいです。
そして何より、未熟な私に多くのプロフェッショナルな方々が力を貸してくださったこと、そして薔薇シルクの下着を手に取ってくださった方がいらっしゃる事で10年以上活動を続け てこれたことは、感謝しかありません。
ファストファッションと真逆な世界で下着や衣服を作っていますが、「服薬」という言葉があるように、下着や衣服が、纏う方の生命エネルギーを高めてくれるようにと意図しながらお作りしています。
衣服を作り上げる素材のひとつひとつが持続可能なものであること、また生産工程の一つ 一つに無理がないようにすること、なにより楽しんでワクワクしながらお作りすることを大切にしています。
氣になる時点でご縁が生まれています。
ご自身の中の少女性が傷ついているかも、と思われている方、ご自身の中の女性性になんらかの悩みをお持ちの方、 自分を愛するエネルギーを高めたい方、そんな方は、薔薇シルクがお手伝いできるかもしれません。
言葉を超えたエネルギー交流が布を通して出来ることを体験してくださったら嬉しいです。
山を購入してコミュニティを作り、ラウラミーカ独自の芸術文化拠点を作りたいです。
頭の中には完成図があるので、きっと実現するのだろうと思いますが、まずは目の前のこ とに専心し、じっくりと目標実現に向かって精進していこうと思います。
相手の心の機微を感じ、自分の心の機微もまた繊細に感じ取りながら、互いを尊び愛する 強さのある女性。そして何よりどんな状況でもユーモアを忘れない女性、だと思います。
外側から見えるものばかりでなく、体に直接触れる肌着を本当に心地よいものに変えるだけで、マインドもボディも、変容していくかもしれません。
「言葉を超えたエネルギー」を纏って、自分を癒す毎日を送ってみてください。
取材・文/竹尾園美
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