Wellness
必要な長さは?条件は?ヘアドネーションを試してみました!
「SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」が話題ですが、カットした髪を寄付する「ヘアドネーション」もそのひとつのキャンペーンと言えるでしょう。実は筆者も寄付、やってきました!ということで経験をもとに、今回はヘアドネーションについて詳しくご紹介します。
2021.01.06公開
ヘアドネーションとは、日本語で「毛髪の寄付」を言います。カットされた人毛は主に病気が理由で髪を失ってしまった子供たちのカツラを作るための材料に。カツラを作るためなので、寄付するには一定の長さが必要になります。検討している方は、自分の今の髪の状態を条件があっているか確認をしてから、カットに臨むようにしましょう。
では実際に、どんな流れで自分の髪の毛は誰かの役に立つのでしょうか? 筆者の経験をもとにご紹介します。
一般には、31cm以上カットできないと寄付はできないとしている団体が多いです。ただし中には、その基準がもう少し短いところも。筆者はギリギリ基準に満たない長さだったのですが、調べて15cmあれば寄付になるところを発見。そちらを利用させてもらいました。
そして美容室選び。一番スムーズなのは、おそらくヘアドネーションを行なっている団体と提携している美容室を利用することだと思います。ただ寄付は美容室を通さず、カットした髪を自身で送付する方法でも可能なので、予約時に相談すればOKしてくれる美容室も多いように感じます。実際、筆者は初めて行く、定型のない美容室でカットしてもらいました!
寄付するためには、カットの時に気をつけることがあります。まず長さは触れた通り、筆者が調べたところ最低15cm以上で、カラーはしていても明る過ぎなければOK。整髪料がついているとNGなので、カット前は何もつけず、さらにしっかり乾いた状態に整えましょう。
そして美容師の方にカットしてもらう際は、髪全体をいくつか等分に分け、鋏を入れる1cmほど手前をゴムでまとめます。最後はカットした束を集めて、さらにゴムで1ほんの束にします。
寄付団体によっては、ホームページでカットの仕方や気をつけたいことをわかりやすく紹介しています。美容師さんへのオーダー用にプリントできるページもあったりするので、詳しくは検索してみてくださいね。
いかがでしたか?
筆者は特に寄付を目的とせず髪を伸ばしていたのですが、結婚式が終わったのを機にバッサリカットを決断。そんな時にヘアドネーションを知り、決行。軽い気持ちで挑戦できたくらい、流れもとっても簡単でした! こんな簡単なことでも、誰かを笑顔にできているのだと思うと、また髪が長くなった時は寄付したいと思いました。皆さんも機会があったら是非「ヘアドネーション」調べて&挑戦してみてくださいね。
雑誌編集者・フリーライター。女性ファッション誌読者モデル。30代に入り、色んな意味で人生の岐路に立っています。働き方や美容をメインに発信していきます!
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