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Wellness

ママこそ実践!妊娠、出産を経て大切さを実感した私のデリケートゾーンケア

デリケートゾーンケアの大切さや必要性を実感する機会が多くなりました。私自身、必要性を感じてはいたものの、ちゃんとケアを始めたのは数年前。母親になってその大切さを実感し始めました。私がデリケートゾーンケアと向き合い始めたきっかけや、デリケートゾーンに関して抱えていた悩み、ママ特有の悩みや親子でのデリケートゾーンケアなど、母親ならではの視点で日々向き合うデリケートゾーンケアについてお話します。

2022.02.25公開

デリケートゾーンケアをはじめたきっかけ

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ちゃんとケアを始めたのは数年前ですが、子どもの頃から母から「トイレットペーパーでごしごし拭かない」、「前から後ろへ拭く」ということを言われてきました。そして、デリケートゾーンケアと向き合い始めたのは思春期の生理が始まったくらいの頃。これも母からの教えがきっかけでした。

今みたいに、ケアをしっかりしましょうとか、乾燥を防ぎましょうとかそういう具体的なことではありません。
ですが、「下着も含めて、デリケートゾーンケアを清潔に保つこと」、「デリケートゾーンケアは優しく洗浄すること」を常に言われていました。

なので、なんとなくではありながらも「デリケートゾーンは大切にケアしなくてはいけない」ということが頭にありました。

ちゃんとケアしたいと思ったきっかけは出産です。妊娠、出産は女性の身体が大きく変わる一大イベント。
デリケートゾーンケアもしっかり影響を受けていて、自分の身体を守るために、また子どもにもちゃんとケアしてもらいたいという気持ちから、デリケートゾーンケアの必要性をさらに感じるようになりました。

デリケートゾーンに関して抱えていた悩み

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私が主に抱えているデリケートゾーンケアに関する悩みは、おりものの悩みです。
においも気になるし、特に夏は蒸れやすくなります。下着が汚れるのも嫌ですよね。おりものシートをしていないと、下着が濡れた感じがするのも気持ち悪いですし、おりものがある以上、デリケートゾーンもにおったり汚れたりしやすいと思います。
また、おりもので下着が擦れてしまい、かゆみや痛みを感じることも。

だからこそ、「デリケートゾーンは清潔に保ちたい、でもかゆみや痛みを感じそうなときも刺激することなく洗浄したい」という思いがありました。

生理でも似たような悩みは抱えているのですが、おりものは生理期間以外の毎日のこと。
生理期間ではなくても、女性のデリケートゾーンはにおいや蒸れ、かゆみなどの悩みが常にあるといえます。

ママになってから感じている悩み

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会陰切開でデリケートゾーンが痛い!

さらに出産後はまた別の悩みを抱えることに!1番は、出産時の会陰切開による痛みです。
会陰切開とは、赤ちゃんの頭を出しやすくするために、産科医が会陰部を切って広げること。全員が体験するわけではないですが、経膣分娩の場合、経験しているママは多いはず。

  できれば会陰切開をしたくなかったので、出産前は会陰マッサージも実践していましたが、それでも経験することになりました。  

私の場合、会陰切開の前に麻酔を打ってもらったので、切るのも縫うのもそこまでの痛みではなかったのですが、問題は麻酔が切れてからです。出産して身体がぼろぼろのところに襲ってくるのは会陰切開のズキズキとした痛み。

  傷口になっているので、トイレに行くのも怖いですし、ウォシュレットで清潔にしなくてはいけないと言われてさらに恐怖。しばらくは円座クッションなしに座れませんでした。排便時に力むのも勇気が要りますし、それが怖くてになってしまうママもいるそう。  

会陰切開の傷口を縫っている糸は1ヶ月ほどで溶けていくので、産後1ヶ月は会陰の痛みとの共存です。ズキズキという痛みが治まった後も、チリチリと引き攣るような痛みは続きます。

  そんな痛みを抱えているところに、ボディソープで洗浄してしまったらしみてさらに痛みが増すことに。会陰切開がきっかけで、本格的にデリケートゾーンケア専用ウォッシュを使い始めるようになりました。  

デリケートゾーンの黒ずみ

妊娠、出産によるホルモンバランスの変化が要因なのか、デリケートゾーンの黒ずみが悩みの1つに。

調べてみたところ、とある企業が妊娠・出産を経験した20〜55歳の女性275人に対して「デリケートゾーン」の黒ずみに関するアンケート調査を行っていました。その結果、妊娠、出産でデリケートゾーンや乳首の黒ずみが気になった女性はなんと73.93%もいるそう。

  それでも、約8割の人が何もケアをしていないそう。どんなケアをすれば良いのか分からない、時間をかけていられないというのがママの現状なのではないでしょうか。  

デリケートゾーンの黒ずみは、妊娠、出産によるホルモンバランスの変化も要因の1つですが、デリケートゾーンは皮膚がとても薄く、刺激を受けやすく乾燥しやすいパーツにあることも要因。乾燥することで黒ずんでしまうので、デリケートゾーンの黒ずみを防ぐためにも保湿が大切です。

  デリケートゾーンは黒ずんでしまったらもう治らないかと思っていたのですが、しっかりケアして保湿することで改善も望めるそうなので、保湿やケアは怠らないようにしたいですね。  

悩みに対してしているアクション

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私は、デリケートゾーンケアとして2つの視点から行うようにしています。
1つは、普段のデリケートゾーンに対する摩擦をできるだけ少なくすること。そして、もう1つが専用アイテムを使ったケアです。

  トイレットペーパーでは優しくぽんぽんと押すように拭いて、刺激や摩擦を与えないようにすること。お風呂でも、もちろん手で優しく洗います。刺激になってしまうものの普段使いしたいおりものシートは、素材を選ぶようにしています。生理用ナプキンや吸水ショーツも素材や使い心地を重視。刺激やかゆみが起こらないように気をつけています。

  アイテムは、デリケートゾーンケア専用のアイテムを使います。忙しいままなのでできればデリケートゾーンケアと全身のケアが1本で両立できること。これを意識してアイテムは探すようにしています。

子どもと一緒にデリケートゾーンケア

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子どもがいると、気になるのは子どものデリケートゾーンケア。特に、我が家は男の子なので、どのようにケアしてあげるのが正解なのか最初はよく分かりませんでした。

一度、親子でデリケートゾーンケアのイベントに参加してからは、息子も一緒にデリケートゾーンケア専用のボディウォッシュで洗うようになりました。優しく洗ってあげて、垢がたまらないようにだけ気をつけています。

  母と息子が一緒にお風呂に入るのはご法度な国もありますし、私も長くてもあと数年。今のこの限られたタイミングで一緒にデリケートゾーンケアをしながら、デリケートゾーンを大切にすることや、自分のカラダを大切にすることも話しています。親子でのデリケートゾーンケアは、性教育にもとても良いと感じています。  

ママこそ大切にしたいデリケートゾーンケア

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女性のデリケートゾーンは毎日のおりものや、毎月の生理で思った以上に雑菌がたまりやすかったり、蒸れやすかったり、良い環境とは言えません。また、妊娠や出産でデリケートゾーンケアも酷使されていますし、ホルモンバランスの関係で環境も変わりやすくなっています。そして、子どもが生まれたからこそ、子どもにデリケートゾーンケアの大切さも伝えていきたい。

  だからこそ、ママにはデリケートゾーンケアがとても大切だと感じています。アウトバスのケアが大変だと感じるなら、まずはインバスでのケアからスタートするのがおすすめ。自分のカラダと向き合って、自分のカラダを大切にするためにも、肌のスキンケアと同様にデリケートゾーンをケアしていきませんか。  

■Writer's Profile

kico

元国際線客室乗務員。現在は、旅、美容、ライフスタイルを中心として執筆活動をしながら、モダンカリグラファーとしても活動中。子育てをしながら、「ママでも美しく楽しく」をモットーに、美ライフスタイルを追及中。

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