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セックス・アンド・ザ・シティの名言集。迷える大人女性に贈りたいパワフルな言葉たち
セックス・アンド・ザ・シティには名言がたくさん!女性を応援するパワフルな言葉がたくさん飛び出した、名作ドラマの名言をまとめてご紹介。赤裸々な表現ながら、どこか共感してしまう、素敵な名言たちをぜひチェックしてみてください。
2021.04.01公開
『セックス・アンド・ザ・シティ(SEX AND THE CITY)』といえば、社会現象を巻き起こした人気ドラマのこと。「SATC」とも略され、放送開始当初から現在に至るまで、多くの女性から支持されてきました。
1998年から2004年にかけて、ケーブルテレビ局のHBOで製作され、全6シーズンが放送。テレビ業界におけるアカデミー賞と言われるエミー賞に、50回以上もノミネートされ、7回の受賞を果たしています。
『セックス・アンド・ザ・シティ』が社会現象を起こすほど有名になったのは、4人のヒロインの魅力が理由。ニューヨークでキャリアを築きながら恋愛を楽しむ、30代のヒロインたちの本音が話題になりました。
コラムニストで恋愛至上主義のキャリー、PR会社の社長でセックスに奔放なサマンサ、弁護士で常に男性と対等の関係でいることを望んでいるミランダ、アートギャラリーのディーラーで結婚願望が強いお嬢様のシャーロット。個性の異なる4人のキャリアウーマンの、赤裸々な恋愛観は衝撃的。
そのため、それぞれの価値観をもとに、誕生した名言も数多くあります。また、ヒロインたちの友情にまつわる名言も要チェック。迷える多くの女性たちが勇気づけられてきました。
『セックス・アンド・ザ・シティ』はドラマが有名ですが、じつは原作が存在します。原作は、ニューヨークのコラムニストによって書かれた、エッセイ集『セックスとニューヨーク』。原題を英語にすると、ドラマと同じ『SEX AND THE CITY』になります。
実際の体験も踏まえながら執筆されたものなので、ドラマの中のエピソードには実話もちらほら。完全なフィクションではないことも、心に残る名言が多いことの理由だと言われています。
恋人との喧嘩に必要なのは、審判よ。誰も、言っていいことと悪いことを教えてくれないの。その結果、誰かが傷つくことになる— ミランダ
「恋人との喧嘩に必要なのは審判」という名言を言い放ったのは、弁護士のミランダ。思わぬ失言が、失恋の原因になってしまうことも珍しくありませんね。
相手を傷つけて失恋の原因を作らないよう、戒めの一言になってくれる名言。男性と対等であり続けたいと願う、ミランダらしい言葉でもあります。
私もあなたを愛してる。でも、私はそれ以上に私を愛してるの— サマンサ
「私は私を愛してる」は、奔放な言動が目立つサマンサの名言。一度浮気した彼を許したものの、再度同じことをするのではと疑心暗鬼に。結局そんな自分に嫌気がさして、彼に告げたのが「私は私を愛してる」。自分を見失ってまで続ける関係は、果たして良いものなのか。そんな気持ちにさせられる言葉ですね。
サマンサの名言は、失恋することが怖くて勇気を出せないときに思い出してほしい言葉。自分を大切にして、スッパリと前向きに進んでいきましょう。
もう着ることなんて絶対ないドレスでもとっておくけど、元カレは捨てちゃう— キャリー
恋愛至上主義のキャリーでも、「元カレは捨てちゃう」と失恋をスッパリ割り切ってしまいます。ただし、『セックス・アンド・ザ・シティ』は、キャリーと実業家のミスター・ビッグのくっついては離れる恋愛模様を見どころの一つ。
「元カレは捨てちゃう」という名言は、ミスター・ビッグに対して何度も失恋を繰り返すキャリーが、想いを振り切ろうとして自分に言い聞かせる言葉とも受け止められます。元カレへの想いは吹っ切ってしまったほうがプラス。
シングルウーマンの道は平坦ではない。だから歩くのが楽しくなる特別の靴が必要なのだ— キャリー
「歩くには特別な靴が必要」は、キャリーがシングルウーマンの人生を語った際の名言。ファッションと靴が大好きな彼女らしい例え方として有名です。
もちろん、シングルウーマンでなくても、生きていくうえでの道は平坦なものではありません。人生を楽しくしてくれる、自分にとっての特別な靴は何なのか、考えさせられますね。
アンタにも、社会にも口出しされるなんて冗談じゃない! 私は好きな服を着るし、息ができてひざまずける限りは、好きな人に"シテ"あげるわ!— サマンサ
「私は好きなように生きる」は、サマンサが放った人生に関する名言。やりたいことをやろうとすると、世間の目が気になってしまったり、誰かに止められたりすることもあります。
そんな周りからのストップを吹き飛ばしてくれる、サマンサの一言。周囲から口出しされても、やりたいことを貫く強さも与えてくれます。
昔、シングルでいるってことは、誰からも選んでもらえないっていう意味だと思ってた。でも今は、「自分の人生をどう生きるか、そして誰と生きたいか」を考える時間なんだって、思えるの— キャリー
人生に迷う独身の女性に送りたいキャリーの名言が、「シングルは考えるための時間」というもの。独りでいることは、存外悪いことではないと教えてくれます。
シングルでいるのであれば、与えられた時間を有効活用することが大事。人生をどう生きたいの?誰と生きたいの?よく考えて答えを出しましょう。
ねえだって、2人きりなのよ、毎晩、これからずっと。だったらキラキラした人生を送る努力をすべきよ— キャリー
「キラキラした人生を送る努力をすべき」も、キャリーの名言の一つ。失恋とお付き合いを繰り返したミスター・ビッグと、見事ゴールインしたあとに生まれました。
結婚2年目を迎えたキャリーとビッグですが、やや停滞期気味。家でのんびりくつろぐビッグに向けて、名言を放ちます。結婚したからといって、人生を控えめにする必要はないのですね。コラムニストのキャリーの言葉には、人生にまつわる名言が多いことが特徴。
私たちが“ソウルメイト”よ。男性はただ楽しむ相手。そう考えれば?— シャーロット
友情にまつわる『セックス・アンド・ザ・シティ』の名言として有名なのが、「私たちこそがソウルメイト」というシャーロットの言葉。誕生日に独りきりと嘆くキャリーに向けた台詞から生まれました。
恋愛至上主義のキャリーに、ソウルメイトが恋人である必要はないと慰めます。ミスター・ビッグに翻弄されることが多いキャリーだけでなく、迷える大人女性にとっても心強い一言。もしあなたがソウルメイトは男性でなければいけない…と思って苦しんでいるなら、この言葉を思い出してみては。
ねえ、あなたを思うからはっきり言うけど、頭の中に飛び交うくだらないことは無視するの。このままじゃ狂っていくだけ— サマンサ
「くだらないことは無視するの」は、友情があるからこそ言えるサマンサの厳しい名言。ミスター・ビッグに振り回されるキャリーに、理想の王子様を望むシャーロット、アクシデントで妊娠したミランダと、友人の3人がサマンサの一言で前向きになることもしばしば。
友情からくる言葉には、耳を傾けて。自分の中にある不安や自己嫌悪にとらわれていても何にもならない。友人と楽しむことで無視してしまいましょう。
誰に振られようと、癒されるのにどれだけ時間がかかろうと、女友達なしで立ち直ることはできない— キャリー
「女友達なしで立ち直ることはできない」は、友情の大切さを表すキャリーの名言。ミスター・ビッグに振り回されることが多いキャリーですが、他の男性と恋に落ちて失恋することも。最終的に彼女がたどり着くのは、ビッグかそれ以外かという点も見どころ。
繰り返される失恋の痛みを乗り越えられたのも、他の3人の友情があってこそ。女友達との友情は、恋に迷う大人の女性の特効薬にもなり得るもの。
誰もが完璧な親や上司それに状況を望んでしまう。でも重要なのは途中で投げ出さず置かれた状況の中でベストを尽くすことだ— キャリー
「ベストを尽くす」は、仕事に対する心構えとして覚えておきたい言葉。人間はついつい完璧なものを求めすぎて、大切なことを見落としがち。
しかし、キャリーは、途中で投げ出さずに置かれた状況の中でベストを尽くすことこそが大切と言い切ります。恋愛に振り回される傾向はあるけれど、仕事の面ではしっかりとキャリアを積んでいるキャリーだからこそ説得力があります。
時々思うのよ、ブレイディのことは愛してるけれど、母親だけでは物足りない。仕事が恋しいのよ— ミランダ
「仕事が恋しい」は、4人のヒロインの中でいち早く出産を果たしたミランダの名言。子どものことは愛しているけれど、母親でいるだけでは物足りないと葛藤することになります。
母親になったら仕事は諦めなければいけないの?そんな悩みを抱える女性の共感を勝ち取った名言ですね。葛藤を乗り越えて、うまく立ち回れるようになったミランダの姿も勇気を耐えてくれます。
未婚のいい女は多いのに、未婚のいい男はいないの?— キャリー
「未婚のいい男はいない」は、『セックス・アンド・ザ・シティ』の記念すべき第1話の冒頭で語られた名言。ナレーションのキャリーの言葉には、恋愛に悩める女性のすべてが凝縮しているとも言えます。
しかし、ヒロインたちの奮闘は、この名言から始まることに。いい女を受け止められる器の大きい男が少なくても、ゲットできないとは言っていません。
車は買う前に試乗しなきゃ— サマンサ
恋愛における『セックス・アンド・ザ・シティ』の名言でも、かなり知名度が高いのが「車の試乗は必須」というサマンサの言葉。試乗する車とは、もちろん男性のことになります。自由な恋愛観とセックス観を持つ彼女らしい名言ですね。
女性だって体の相性チェックに意欲的であって良い、恋愛において体の相性は無視することはできないと、サマンサからの鋭いアドバイスが光ります。
1年間セックスしないでいると、女は再処女化されるのよ— シャーロット
「女は再処女化される」というのは、シャーロットの代名詞のような名言。結婚願望が強く処女崇拝の傾向が強かった彼女が言った台詞だからこそ、視聴者に強いインパクトを与えた言葉です。
理想の王子様と思っていた彼とは、最初の結婚で失敗。人一倍愛を信じて幸せになりたいともがいて彼女は、二度目の結婚で最愛の男性を得ています。「女は再処女化される」は、そんなシャーロットの幸せの象徴とも捉えられる言葉。恋愛で迷ってしまったときに思い出してみましょう。
『セックス・アンド・ザ・シティ』は、女性の本音を赤裸々に表す、小気味よい名言がポンポン登場する名作ドラマ。恋愛に友情、仕事に至るまで、思っていてもなかなか口に出せない想いを代弁してくれています。
個性の異なる4人のヒロインですが、共通しているのは、いずれもパワフルであること。弱気になってしまったときは、彼女たちの名言で迷いを吹き飛ばしてしまいましょう。
次の記事は、大女優オードリー・ヘップバーンの名言をご紹介しています。背筋が伸びるような美しい言葉の数々。彼女のような女性に憧れる方も多いのでは?気になる方は是非チェックしてみてくださいね。
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